虹のうまれるアトリエ その1 「おうち暮らし」以前の私  

このブログは、育児中心の「おうち暮らし」ということで始めていたブログなのですが、
最近私、自宅でお仕事をするようになりました。

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そこへ至るまでは、
いろいろな悩みと決断があり決めたことなのですが、

毎日のことがあまりにもバタバタと動き始めて、
なかなかちゃんと言葉にまとめることができませんでした。

でもやっぱり、ここできちんと、
私が自宅で仕事をするようになったいきさつなどをお話しておこうかな、
と思いました。

長い話になると思いますので、3話くらいに分けて少しずつお話しようと思います。



かつて私は、
企業で衣料品の企画デザインや、マーチャンダイジングの仕事をしていました。

一人目の息子の妊娠出産を期に、「育児休暇」という形でお休みをし、育児に集中しました。

この時期は、初めての育児でいっぱいいっぱい。
こどもがアトピーだったこともあり、もちろんこどもはすっごくかわいいんだけど、
家に閉じこもりがちで、気持ちの余裕があまりない時期だったと思います。

職場に復帰して仕事を始めて、
こどもを預けることの寂しさと心配と罪悪感はありましたが、
心のどこかには、ちょっと開放されたような気持ちがありました。

何より、また再び社会に必要とされているようで嬉しくて、
仕事ができるのが楽しかったのです。

しかし、
「ワーキングマザー」としての生活はけっして楽なものではありませんでした。

仕事にはやりがいを持っていましたし、
育児中に沸いてきたいろいろなアイデアを活かしたいという気持ちが強くありました。

そうしていると段々責任のある仕事も任されるようになります。
後輩や部下の指導も、手を抜けない重要な仕事です。

毎日ぎりぎりまで会社で仕事をし、全速力で走ってお迎えにいき、
こどもにぐずられながら、アレルギーの除去の夕食を手作りするという日々・・・。

普通の人なら、一泊で行くような出張も、私はまだ薄暗い時間に起きて神戸から始発の新幹線に乗って東京へ行き、仕事をしてからまた日帰りで新幹線で神戸に戻って、その足でそのまま保育園に迎えにいく・・・すると、たった1分の時間オーバーで延長保育料金が取られる・・・・がっくりとうなだれ、へとへとになって帰ってから食事の支度をする・・・。

そんな日々でした。

これは・・・・ちょっとキツイな・・・。
そんな時に二人目を妊娠。

迷いながらも、また「育児休暇」を選択し、妊娠8ヶ月からお休みに入りました。

妊娠8ヶ月。

洋裁を始めたのはこの頃でした。
こんな楽しいことがあるなんて!と思いました。
これがあれば外に出ることないじゃん。
おうちにいてこんなに楽しめる!

そして、二人目が産まれてみると、
「育児ってこんなに自由だったんだ」
と思いました。

拍子抜けしたというか・・・。

あれ?
あの、一人目で育児になやんだ日々はなんだったんだろう・・・・?
っていうくらい。

一人目の息子も、もちろん二人目に対するヤキモチみたいなものはあったのでしょうが、
それ以上に、私がずっと家にいて、心が落ち着いているということが、よかったのでしょう。息子もみるからに落ち着いていきました。

やっぱ「おうち暮らし」だ・・・。
おうちが一番だ。

そして娘が生後3ヵ月からこのブログ、「りんご子りんご姫りんご」
「小さな詩人サクちゃんと姫りんごとのおうち暮らし」を始めることになったのです。

それからはみなさんのご存知の通り。

悩みながらも、
ブログの読者の皆さんに励まされながら、
楽しいおうち暮らしを満喫しておりました。

家事と育児の合間にする洋裁はますます楽しくなりました。
娘のお昼寝中の1~2時間で仕上げてしまいたいという驚異の(?)集中力がそうさせたのだとは思いますが、洋裁の技術は自分でも驚くほどの勢いで上達していきました。

なかでもリメイクに興味を持ち、夫が休みの日に子供たちを預けて、学校に通いはじめました。

その間も、
娘の食物アレルギーや、なかなか良くならない息子のアトピーなど、
いろいろな困難はありましたが、

洋服をつくることが気分転換になったり、
それで自分を鼓舞したり、
大好きな洋服や洋裁や手作りが私を何度も救ってくれました。


しかし・・・、

忘れていました。

自分が育児休暇をとっているだけなのだということを。
そう、会社に復帰するタイムリミットがやってきたのです。



(次回につづく)

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