« もうひとつのお誕生日 | トップページ | 葉っぱが赤い理由 »

神戸的休日の過ごし方

港町神戸に住んでいながらあまりにも海っぽさからほど遠い私達一家。

私が山育ちなもので(笑)
でも先日はがんばって(?)、神戸っぽい休日を過ごしてみました。

2007_11250064

神戸港開港140年を記念して、二隻の帆船が神戸港に停泊しているらしいのでそれを見にいきました。

2007_11250047

わあ~、神戸っぽい父と子の姿。



いたよ~!帆船。
きれ~い。
2007_11250053

日本丸と海洋丸。

2007_11250051

快晴のもと、大きな美しい二隻の船が。

ヘリコプターは遊覧するわ、フリマは開催されるわ、屋台はでるわの大騒ぎ。

2007_11250062

なにしろサンバを踊る人まで出るほどの騒ぎ。

港町らしく、屋台もワールドワイド。

2007_11250057

中華にインドカレーにシシカバブ。
チキンカバブとキーマカレー、
そして焼きそばとアメリカンドッグにマンゴージュース。
BGMはサンバのリズム。
う~ん、ワールドワイドなランチ。

 
船って綺麗だね。

ところがサクちゃん、ここでも気になるのはフリマコーナーに売っていたポケモンカードのことばかり。

・・・・・・・。

気付けば船がきれいだとはしゃいでいるのは私だけで・・・・。

がっくり。



なんで私がそこまで船にこだわるのか、実はそれには訳があるのです。

それは遡ること5年前、
サクちゃんが3、4ヶ月くらいの頃。

私は初めての慣れない子育てでおろおろ。

その上、サクちゃんは生まれた時からあまり寝ない子でした。もしかしたら、湿疹の痒さのせいだったかもしれません。とにかくいつも泣いていたような気がします。

夜間授乳で起きるたび、痒くて1時間くらい眠れないので、私の寝不足と育児疲れもピークに達していました。

さらに冬場だったので、一日中マンションの一部屋にこもりきりで、同じ様な子育ての悩みを話せる友人も近くにおらず、精神的ストレスもけーっこう溜まっていました。

一日が凄く長く感じて、夫がまだ帰らないかと時計ばかり眺めていて、なんかあんまり私、笑っていなかったかも。

そんな日、テレビで、神戸港に「ぱしふぃっくびいなす」という豪華客船が入港しているというニュースをやっていました。

船旅かあ・・・いいなあ。旅、したいなあ。

そんな思いで、何の気なく、サクちゃんに向かって

「ぱしふぃっくびいなすに乗りたいな♪ サクちゃんといっしょに乗りたいな♪」


と節をつけて言いながらあやしてみたら・・・

サクちゃんが、

「えあっ!」

と、声をあげ、きゃっきゃっと笑いはじめるではありませんか!!!

かっ、かわいい。

声をあげて笑ったのはこの時がはじめてで、なんだかすごく嬉しくて、
育児ストレスなんて一気に吹き飛んでしまったのです。

そっかあ。そんな風に笑って声をかけてやればよかったのかあ。

と、この時をきっかけに気持ちが少し楽になったような・・・。

それからは、
「ぱしふぃっくびいなすに乗りたいな♪」とサクちゃんをあやすようになりました。
もう一度、あの笑顔と「えあっ」が聞きたくて。

あのときみたいにはそう何度も笑ってくれなかったけど、
それでも、「ぱしふぃっくびいなす」は私の気持ちをちょっと楽にする呪文になりました。

「ぱしふぃっくびいなすに乗りたいな♪ サクちゃんといっしょに乗りたいな♪」

本当にサクちゃんと一緒に船に乗れたら素敵だな~なんて思いながら。


その時の話を4歳くらいのときにサクちゃんに話してやったら、
いたく気に入ったらしく、なんどもその時の様子を話してよ、とせがまれました。
自分に赤ちゃんの頃の「かわいい話し」が嬉しかったようです。

それ以来、サクちゃんは「ぱしふぃっくびいなす」ごっこをよくやるようになりました。
サクちゃんがソファやお布団、部屋まるごとなどを船に見たたてあそぶ遊びです。

サクちゃん:「ここは“ぱしふぃっとふぃーなす”な。早く乗って。」

なんていう風に。

夢のある、素敵な遊びです。



だから、私の密かな夢は、
本当に「ぱしふぃっくびいなす」などの大きな客船に乗ってサクちゃんと旅をすること。

いつか、叶うといいなあ。

2007_11250055

快晴の空と海に映える大きな帆船を見ながら、
ひとり夢見るりんごなのでした。






大きすぎる夢に応援クリック!おねがいします!

人気ブログランキング

|

« もうひとつのお誕生日 | トップページ | 葉っぱが赤い理由 »

「育児」カテゴリの記事

コメント

日本丸、ついこの前、清水港に停泊してたんですよ。
乗組員が「ごきげんよう」ってマストに並んでる姿は
ニュースで見ました。実際に見に行きたかったんですが・・・。

ワタシが乗船勤務したことのあるふじ丸や新にっぽん丸より
「ぱしふぃっくびいなす」は大きんですよね~。(たしか。)
まさに海上の動くホテルですよね。

客船内のベッドメーキングには様々な「飾り毛布」が
飾られる習慣があります。
貝やバラなど今でも記憶に残っている物もあって、
当時の友人と食事する時、おしぼりで再現!なんて事も。
サクちゃんと旅に出たら、見てみてくださいね!

投稿: かえるのりんちゃん | 2007年12月 3日 (月) 16時38分

豪華客船に縁がない生活ですが,
いつかは乗船してみたいですね♪

りんごさん,言葉の力で叶うかも?ですよ。。
叶うといいなぁ。。

実家は海の近くなので、霧の日に船が鳴らす『霧笛』を聞く度に航海の安全を祈ったものでした。

投稿: クリン | 2007年12月 3日 (月) 17時53分

わ~ワールドワイド!!
サンバ踊ってるぅ~!!
ランチもワールドワイドで美味しそう♪です。
ぱしふぃっくびいなす!!素敵な夢ですね~。
きっと大きくなったさくちゃんが
「おふくろ・・・はいっ」なんてチケット渡してくれたりして・・・・。
私まで夢がふくらんできちゃいました♪

投稿: おかん | 2007年12月 4日 (火) 08時52分

はじめまして。
ブログランキング経由でやってまいりました。
4歳の娘がいるママです。

この記事を拝見して、娘が4ヶ月の時のことを思い出しました。
周囲の赤ちゃんは、皆、声を上げて笑っているのに、うちの娘は時折「にやー」っとするだけで、あんまり笑うことがなく、「どうして笑ってくれないのかな・・・」とかなり真剣に悩んだことがあったんです。
で、たまたま当時流行っていたダンディ坂野の「ゲッツ!」をやってみたら・・・初めてキャキャッと声を出して笑ってくれまして。
もちろん自分の子供は愛おしい存在だし、大事なんだけど、その声を聞いて初めて「赤ちゃんって可愛い!」と思ったんです。
りんごさんの「育児ストレスが吹っ飛んだ」のくだり、まさに「そう!そう!」と共感してしまいました。

ぱしふぃっくびいなす、本当にサクちゃんと乗船できたら、いいですね!
すみません、長くなりました。また遊びにきます。

投稿: 唯花ママ | 2007年12月 4日 (火) 14時09分

かえるのりんちゃんさま、

見に行ったのは一週間ほど前のことなので、きっと同じ船ですね!
ふじ丸や新にっぽん丸!乗船勤務!!!すご~い!!!
飾り毛布でバラや貝だなんてなんてロマンティックなんでしょう~。ますます乗ってみたくなりました。

クリンさま、

どんだけ大きくても夢を語るのは自由ですからね(笑)
霧笛~!!!
なんとロマンティックなあ~。
う~ん、船はやっぱりロマンだなあ。

おかんさま、

「おふくろ・・・・」(←ただいま夢想中ぽわわわわ~ん)
お、おふくろだなんてえ。
そうか、サクちゃんか。そっちがあったか!
宝くじか主人の退職金か!と思ってましたがその手がありましたね(笑)

唯花ママさま、

はじめまして。コメントありがとうございます!
「ゲッツ」懐かしい~!!!
そういえばサクちゃんにも受けてました!
なんかちょっと、「ふっ」と力が抜けるようなそんなひとこととか
瞬間て育児には必要ですよね。
そんなことを考えながら、読む人に力抜いてもらえたらいいかなと考えたりしてブログを書いています。
また遊びに来てくださいね!


投稿: りんご | 2007年12月 4日 (火) 23時49分

りんごさんが船にこだわる理由、いいお話でした。
このお話を育児で気持ちに余裕がない人たちに
読んでもらいたいと思いました。
りんごさんのブログにはたくさんの人たちが訪れているようなので、このお話で勇気をもらった人がきっとたくさんいると思います。

投稿: ゆ | 2007年12月 7日 (金) 15時48分

ゆさま、
そうなんです。
サクちゃんのときは、気持ちに余裕がなくて、つくづく可哀想なことをしたなあと思いました。
「神経質な子」だと思っていたけど、実は「神経質な母」だったんですよね・・・。
勇気をもらったひとがいたら、いいな。
がんばれ一人目お母さん!(二人目からは天国だとおしえてあげたいわ~)

投稿: りんご | 2007年12月 7日 (金) 16時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« もうひとつのお誕生日 | トップページ | 葉っぱが赤い理由 »